PR動画は「広告」です。視聴者もそれを分かっています。にもかかわらず高評価率98%を超えるPR動画が存在します。「PR案件なのに参考になった」と言ってもらえる動画と、「やらせっぽい」と思われる動画——その違いは何でしょうか?
本記事では、motivが実際に高評価率98%超を実現してきたPR動画制作の原則と具体的なテクニックを公開します。Honda Gold Wing Tour、OGKカブト EXCEED-2など大手メーカーのPR実績から得た知見です。
高評価率を左右する「信頼の方程式」

PR動画の高評価率を決めるのは、映像の綺麗さでも編集テクニックでもありません。「この人の言うことは信頼できる」と視聴者に感じてもらえるかどうかです。
信頼 = 専門性 × 誠実さ × 一貫性
この3つの要素が掛け算で効くため、どれか1つが欠けるだけで信頼はゼロになります。
■ 専門性:その商品カテゴリについて深い知識と経験があること ■ 誠実さ:良い点も悪い点も正直に伝えること ■ 一貫性:普段の動画と同じスタンスでPR動画も制作すること
motivの場合、代表が10年以上のライダー歴を持ち、様々なバイク・用品を実際に使用してきた経験が「専門性」の基盤です。PR動画でも忖度なしのスタンスを貫くことで「誠実さ」を担保し、普段の動画と変わらないトーンで制作することで「一貫性」を保っています。
原則①:忖度しない——正直さが最大の武器
最も重要なのは「忖度しないこと」です。良い点だけを並べたPR動画は、視聴者にすぐ見抜かれます。
■ 具体的なテクニック ・良い点を3つ挙げたら、改善点も1つ挙げる ・「ここはもう少し改善してほしい」「このサイズ感は好みが分かれる」など率直な意見を含める ・「◯◯な人にはおすすめ、△△な人には合わないかも」とターゲットを明確にする
■ なぜメーカーにもメリットがあるのか 忖度なしのレビューは、メーカーにとっても貴重なフィードバックです。また「この人は正直にレビューする」という信頼があるからこそ、「この人がおすすめする商品なら間違いない」という購買促進効果が生まれます。
■ 実例 OGKカブト EXCEED-2のレビューでは、フィッティングの良さや視界の広さを高く評価する一方、「インナーバイザーの操作レバーの位置がもう少し手前にあると使いやすい」という改善提案も含めました。このコメントには多くの「参考になった」という反応がありました。
原則②:必ず自分で使う——体験が説得力を生む
箱から出して紹介するだけの「開封動画」よりも、実際にツーリングで使った上でのレビューのほうが圧倒的に説得力があります。
motivの代表は、PR依頼を受けた商品は必ず自分自身で最低1〜2週間使用してからレビュー動画を制作しています。
■ 使用テスト期間で見るポイント ・初日の印象と1週間後の印象の変化 ・様々な条件での使い心地(晴天、雨天、高速道路、市街地) ・長時間使用時の快適性 ・他の手持ち用品との比較
■ 使用テストがもたらす効果 「実際に300km走ってみましたが、首の疲れは従来品より確実に軽減されています」——こうした具体的な体験に基づくコメントは、スペック表を読み上げるだけのレビューとは説得力が全く異なります。視聴者は「この人は本当に使っている」と感じ、信頼度が格段に上がります。
原則③:視聴者が知りたい情報を優先する
メーカーが伝えたいことと、視聴者が知りたいことは往々にして異なります。
■ メーカーが伝えたいこと vs 視聴者が知りたいこと 【ヘルメット】 ・メーカー:最新の安全規格、軽量化技術 ・視聴者:実際の視界の広さ、メガネ対応、長時間の快適性、曇り具合
【ジャケット】 ・メーカー:防水透湿素材、プロテクター規格 ・視聴者:着心地、シルエット、バイクに跨った時のフィット感、収納の使い勝手
【マフラー】 ・メーカー:排ガス規制対応、材質 ・視聴者:実際の音量と音質、パワー感の変化、取り付けの難易度
視聴者目線の情報を優先することで、結果的にメーカーの信頼も高まります。「この商品をきちんと理解してくれている」「ユーザーの声を大切にしている」という印象につながるからです。
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原則④:構成は「結論ファースト」で
YouTube視聴者の集中力は短いです。最初の30秒で「この動画を見る価値があるか」を判断されます。
■ 効果的な動画構成 1. 冒頭(0〜30秒):結論を先に伝える「〇〇は△△な人に最適なヘルメットです」 2. 外観紹介(30秒〜2分):デザイン、カラー、質感 3. 使用レビュー(2分〜5分):実際に使った感想を詳しく 4. 良い点・改善点(5分〜7分):箇条書きでまとめ 5. 結論(7分〜8分):誰におすすめか、おすすめしないか
■ やってはいけない構成 ・最初の2分をメーカーの歴史紹介に使う ・開封の儀を3分かけて見せる ・結論を最後まで引っ張る「焦らし型」
原則⑤:メーカーとの信頼関係を築く
高品質なPR動画を継続的に制作するためには、メーカーとの信頼関係が不可欠です。
■ 信頼関係を築くためのポイント ・事前にNGラインを確認し、それは厳守する ・公開前にメーカー確認を入れ、事実誤認がないかチェックしてもらう ・ただし「ネガティブな意見を削除してほしい」という要望には応じない姿勢を最初に伝える ・効果測定レポートを提出し、数字で成果を示す
motivがHonda、OGKカブトなど大手メーカーとの信頼関係を続けられているのは、この「正直さと誠実さ」のバランスがあるからです。
よくある質問(FAQ)
メーカーからの修正依頼にはどこまで応じますか?
岸 夏苗事実誤認の修正、NGワードの修正には応じます。しかし、レビューの結論を変えるような修正(ネガティブ意見の削除等)は原則としてお受けしません。
PR動画の適切な長さは?
岸 夏苗商品レビュー型なら7〜10分、体験型なら10〜15分が目安です。短すぎると情報不足、長すぎると離脱率が上がります。
撮影機材は何を使っていますか?
岸 夏苗4Kカメラ、アクションカメラ(走行撮影用)、ピンマイクを使用しています。ただし、機材よりも「何を伝えるか」のほうが重要です。
他のインフルエンサーとの違いは?
岸 夏苗motivの最大の強みは「忖度しない姿勢」と「大手メーカーとの継続的な信頼関係」の両立です。この2つを同時に実現しているインフルエンサーは多くありません。
まとめ
高評価率98%超のPR動画を作る秘訣は、「広告っぽくしない」ことではなく「信頼を裏切らない」ことです。忖度しない、自分で使う、視聴者目線で伝える、結論ファーストで構成する、メーカーと信頼関係を築く——この5つの原則を守ることで、PR動画は「広告」ではなく「信頼できる情報源」になります。
motivでは、この姿勢を貫くことで大手メーカーからの継続的なPR依頼をいただいています。PR動画の制作にご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。





